コース長からのメッセージ


ようこそ、企業システムコースへ

コース長  岡本 直之

 総合政策学科の企業システムコースは、企業を中心にした仕組み、すなわち企業及びそれを取り巻くすべての要素(法律・経済・政治など)を分化・統合して体系化するコースです。このコースの目的は、現代ビジネス社会で求められる高い見識と優れた能力をもった人材を育成することにあります。また、愛媛大学法文学部卒業生のうち、実に87.8%(最近4年間の平均)が民間企業に就職しています。このように、非常に多くの学生が民間企業に就職していることで、企業システムコースの存在意義が高まっているといえるでしょう。(もちろん、企業システムコースだから公務員試験が受けられない、というわけではありません。)


  現代のビジネス社会では、バブル経済崩壊後の長引く不況やリーマン・ショックなどで企業を取り巻く環境は著しく変化してきました。さらには、地球環境問題など企業にとって未解決の問題が山積みです。こうした状況下では、今後発生しうる様々な問題も含めて、ビジネス社会問題の探知力、当該問題に挑む高いモチベーション、及び問題解決の推進力が新卒者に求められています。 

 そこで企業システムコースでは、専門基礎として経営入門を必修とし、企業経営のあり方を学ぶ専門科目、企業を中核とした経済社会を学ぶ専門科目、企業法務を学ぶ専門科目、個人的関心の高いビジネス関連知識の蓄積を促す科目、さらには少人数教育科目として自ら問題発見・分析・解決・プレゼンするための専門演習科目及び現状分析と政策立案能力の育成に役立つフィールドワークなどの実践科目などを提供しています。

  また、コア科目を学問領域別(経営・経済・法律・政治)に分化していることで、広範囲な履修を可能にするとともに、特定領域に絞ることも自由です。コア科目として自ら問題発見・分析・解決するための大前提となる幅広い情報処理・分析能力を身に付ける情報系科目を掲げているコースは、他にありません。加えて、現代中小企業論・企業調査・各種の特講など、第一線で活躍している企業家・実務家を招き、彼らのさまざまな経験や知見を学ぶ場ないし実務的経験を積む場も提供しています。どの業種でどの職種を想定するかによって、学びの中心に置くべきものが異なりますので、このコースではコース学生に応じた自由な科目履修設計が可能となるよう配慮がなされています。できるかぎり早い段階から将来を見定め、それぞれに応じたカリキュラム設計をしてみてはいかがでしょうか。